ポンプで世界を救う

株式会社 酉島製作所

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HR部 人財開発課

 

インターンシップ窓口

同上

重点キーワード
高効率ポンプの水力性能向上の基礎研究
H2・CO2・NH2を取扱うポンプの研究開発
TR-COMによるスマートメンテナンス

配属先内訳過去3年間の平均値

機械系学生入社数

12

配属先内訳

研究開発・設計
44
生産技術・製造
11
その他
44

勤務地内訳

関西地区
100
その他の地区
0

事業内容

「ハイテクポンプ事業」「プロジェクト事業」「サービス事業」「新エネルギー・環境事業」の4つの事業を中心に、省エネ・省メンテナンスなど環境をベースとした製品・技術・サービスを提供しています。

▲新本社工場ビル

企業プロフィール

トリシマの挑戦

1919年の創業以来「金銭の赤字は出しても信用の赤字は出すな」をモットーに国内大手のポンプ専業メーカーとして常に業界をリードするとともに、幾多の困難を克服して100年の歴史を刻み、マネジメントや技術の分野で優れた伝統を培ってきました。現在「ハイテクポンプ事業」「プロジェクト事業」「サービス事業」「新エネルギー・環境事業」の4つの事業領域において、新しいトリシマの創造にチャレンジしています。


トリシマで働くこと=社会貢献

“21世紀は資源(水とエネルギー)と環境の時代”。トリシマは、海水から真水を造る海水淡水化プラントをはじめ、暮らしのライフラインを支える電力、上・下水道、灌漑など多数のプラントに高効率ポンプを提供し、環境負荷を低減するとともに、豊かな生活環境の創造に貢献しています。


カーボンニュートラルを見据えた新たな挑戦

いつの時代も社会生活に必要不可欠なポンプを世の中に提供してきましたが、創業100年を超え、さらにギアを上げていきます。カーボンニュートラル社会への貢献と事業の成長を両立させる長期ビジョンのもと、「社会に欠かせない企業」というトリシマの「ありたい姿」を明確にして2050年をめざします。
カーボンニュートラルの実現に向けては、地球上に無尽蔵に存在し、さまざまな資源から生産可能な水素に着目。エネルギー効率もよく、CO2排出ゼロ。まさに「夢の燃料」として期待が高まる所以ですが、気体のままでは運搬、貯蔵がしにくく液化の必要があります。ここにポンプの需要、つまりトリシマの活躍が見込めます。液化にはマイナス259度と扱いが難しく、越えなければならないハードルは多々ありますが大きなポテンシャルを感じており、これから全力で研究開発に取り組んでいきます。
また、トリシマはこれまでも風力事業に関わってきましたが、今後はさらに再注力し、回転器機メーカーとしてのメンテナンス技術と経験を活かして、洋上風力発電を含めたサービス事業の充実を図ります。


ハイテクポンプで世界をリード

トリシマは創業以来、優れた技術・高品質=高効率ポンプであるという設計・製作思想をもって成長してきました。トリシマのポンプは、浄水場や下水処理場などの上下水道設備用や農業用・洪水対策用、鉄鋼・自動車・食品工場等の産業用、さらにエネルギー産業用として燃料の採掘・運搬・備蓄や加工、発電プラントなど各種エネルギー創出プラントの心臓部として働くなど、あらゆる分野で活躍しています。もちろん、日本国内に限らず世界各地で、上下水道設備や発電プラント、造水プラント等で活躍しています。特に、現在世界中で深刻となっているのが水不足や水質の悪化といった「水問題」です。その解決に、中近東をはじめ世界各地で海水を真水に変える海水淡水化システム(MSF法、RO法など)のポンプ設備において、トリシマが長年に亘って取り組んできた様々な技術が活かされています。
今後もLCC(Life Cycle Cost)を重視し、年間を通して連続運転される上下水道や発電所の循環水ポンプ等の大型ポンプや高温・高圧・高速運転のボイラ給水ポンプなどで世界をリードしていきます。


グローバルなサービスネットワークを展開

ポンプ設備をより長く、効率的にお使いいただくために、通常のメンテナンス業務だけでなく、ポンプが最大限の性能を発揮できるよう、様々なケースに応じた最適なソリューションを提案しています。今後ますますグローバル化するマーケットや多種多様なニーズに柔軟に対応できるよう、サービス面でのネットワークも強化しています。世界中どこにいても、同じサービスを受けていただけるよう、中東やヨーロッパから北米、アジア、インドまで、主要エリアをカバーするネットワークを築いています。

地球環境の未来に貢献「ポンプdeエコ」

CO2排出量の増加による地球温暖化、新興国の経済成長や人口増加による電力需要の急増、そして、世界のエネルギー事情を根本から揺るがした原発事故などにより、「省エネルギー社会」の実現に向けた課題は、もはや待ったなしの状況です。
ポンプは現代社会においてなくてはならない重要な機械の一つですが、実は、多くの電力を消費しています。日本国内の年間消費電力量約1兆kWhのうち、約31%がポンプによる消費電力(※1)と言われていることから、ポンプの省エネ化は重要な役割を担っています。
トリシマは、高効率で消費電力の少ないポンプを開発、提供しようと常に努力を重ねてきましたが、昨今、大型ポンプで培った高度な技術を汎用ポンプに活かし、世界最高水準の高効率性を実現した省エネタイプの「トリシマエコポンプ」を開発。2009年より「ポンプdeエコ」と銘打って徹底的に省エネにこだわったエコポンプを本格的に販売開始しています。従来のポンプに比べて、消費電力とCO2排出量を大幅に削減できることから、食品工場や自動車工場の塗装プラント、病院、商業ビルなど幅広い施設で採用され、おかげさまで今や多くのお客様にエコポンプでの省エネ効果を実感していただけるようになりました。
そして、この活動が国に認められ、平成26年度省エネ大賞-製品・ビジネスモデル部門において最高位である「経済産業大臣賞」(ビジネスモデル分野)をポンプ業界で初めて受賞しました。
これからは世界も視野に入れて、今まで以上に「ポンプdeエコ」を推進、普及させることで、地球環境の未来に貢献していきます。

(※1)財団法人省エネルギーセンター
平成26年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(産業用機器等に関する使用実態及び制度調査)報告書より

現況と特色

21 世紀は「水」と「環境」の時代。それは、トリシマが世界で活躍できる時代です。
当社は水を運ぶポンプをつくっている会社です。1919 年の創業以来、ポンプ専業メーカーとして、中東諸国を中心に海水から真水を精製する海水淡水化プラントをはじめ、暮らしのライフラインを支える電力、上下水道、灌漑など多数のプラントなどで、地球規模で人類の生活の基盤を支え、社会の持続的発展に貢献しています。「金銭の赤字は出しても信用の赤字は出すな」という社是のもと、社会を支える使命感と責任を持って、日々の仕事に取り組んでいます。また、現在の売上げは5 割程が海外案件、19ヵ国に海外拠点を広げており、皆さんが活躍するフィールドは世界中に広がっています。

当社の期待する人材

当社では、益々加速するグローバル環境の中で、「自ら行動を起こして能力を高めていく自立した社員」を求めています。「成功の反対はNO ACTION」と考え、「いつも通りやって成功する人」よりも、「チャレンジして失敗した人」「チャレンジして成功した人」の方が評価される社風です。基礎学力の上に形成された業務遂行能力のある人で「明るく社交的な人」「粘り強い人」「突破力のある人」、そして「ポンプを愛せる人」を求めています。

教育研修

新入社員には入社してから、機械工学の基礎からポンプの専門知識までを身につけてもらうために、技術教育を実施しています。また、英会話講座を毎週実施し、成績優秀者には海外研修に参加してもらう機会を設けています。自由で伸び伸びと力を発揮できる環境をつくることで、常に成長を目指して挑戦し続ける企業風土の構築を目指しています。

SUMMARY

社名
所在地
〒569-8660 大阪府高槻市宮田町1-1-8
TEL:072-695-0551  FAX:072-693-1288
創業
1919年(大正8年)8月
資本金
15億93百万円
代表者
代表取締役CEO 原田 耕太郎
株式
東証プライム上場
売上高
646億59百万円(2022年度連結)
従業員数
1,665名(連結)
勤務地
本社:大阪府高槻市
支社店:東京、大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌 海外事業所 他
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