燃焼と環境を創造する
配属先内訳過去3年間の平均値
機械系学生入社数
配属先内訳
勤務地内訳
事業内容
- 船舶機械/大型LNG船用主機ボイラ用バーナ、船内熱源等に用いる補助ボイラ用バーナの製造・販売。
- 産業機械/排ガスを再利用するコ・ジェネレーション用バーナ、環境基準に適応したバーナの製造・販売。
- 環境機械/都市ごみ・下水汚泥焼却用熱分解ガス化炉用バーナ、バイオマス発電設備用バーナ等の製造・販売。
- 環境装置/排熱回収や塩酸回収を伴う廃液・廃ガス焼却装置や高純度リン酸製造設備等の製造・販売。
▲角型水冷式燃焼試験炉 (国内最大級のフルスケール燃焼テスト設備:三田工場)
企業プロフィール
『燃焼技術をコアとした燃焼エンジニアリングメーカー』を目指して
1928年大阪重油炉製作所として設立され、国産初の低圧重油バーナを開発し、1963年商品商標であったボルカノに社名を変更しました。
創立以来、燃焼エンジニアリング一筋に陸上各種産業界及び海運造船業界に於いて燃焼技術とその関連エンジニアリングをコアとした「熱供給型燃焼器システム」、「焼却・濃縮等の熱分解型環境保全プラント」、及びその「テクニカル・クライアント・サービス(TCS)」を幅広く提供することを通して、近代産業の勃興期を経て、我が国の工業の近代化、また物流としての海運造船業界の発展、そして高効率・省エネルギー・リサイクルを目指した環境負荷の低い快適で豊かな循環型社会構築の一翼を担って参りました。
21世紀に入り、燃焼関連分野では特に効率と省エネルギー、そして環境負荷の3つのバランスが取れた高度な製品が望まれています。創業95年を迎えた当社は、創業100年に向け、新たな技術開発に積極的に取り組みこれからも研鑽と努力を続け、あらゆる熱の最適利用を実現する未来社会の創造を目指すと共に、“おもろい”“頼りになる”とお客様に感じて頂ける会社を目指します。
燃焼技術から生まれた多様な製品群
船舶機械分野
大型LNGタンカー船向け推進用ボイラ用バーナ、補助ボイラバーナを始め、船内廃棄物処理システムに至る幅広い分野で、世界の海上輸送、環境負荷低減に貢献しています。また、2023年5月にはカーボンフリー燃料であるアンモニア・水素に対応するガス燃焼ユニットの開発を業界に先駆けて完了しました。
▲ガス燃焼ユニット「MECS-GCU」外観例
産業機械分野
日本国内はもとより、世界中で大型発電ボイラ用バーナから小型ボイラ用バーナまで、13,150ユニットを超える納入実績があり、低NOx、省エネルギー、省力化等にその技術を応用し、産業分野における熱源供給を支えています。
環境機械分野
多様化する環境保護ニーズへの高まりに応え、廃熱分解ガス化炉用、焼却灰溶融炉用、流動床式ごみ・都市下水汚泥焼却炉用バーナ等、都市環境を守る先端設備用のバーナを供給しています。また、これらの燃料に重油やLNGガスに代え、バイオマス燃料はもとより副生燃料・廃油・廃ガスも熱源に出来るバーナの開発、供給によって、CO2の低減に貢献しています。
環境装置分野
▲DSC00004廃液焼却
『廃棄物の処理と清掃に関する法律』など環境関連法規の強化に対し、長年蓄積した高度な燃焼技術を応用し、廃液・廃ガス焼却処理時の「ダイオキシン・ゼロへの挑戦」、再生油や副生油、廃溶剤を燃料とすることによる「省エネとCO2低減」への挑戦、塩素やその他ハロゲン族を含む廃棄物の処理に伴う「塩酸回収などによる特殊用途」への挑戦を通じて、地球環境にやさしい設備の供給に努めています。
現況と特色
1928年国産初の低圧重油バーナを開発。国内造船業界の発展に合わせ、海外との技術提携により大型船舶用ボイラバーナの国産化に貢献。1970年代から化学工場廃液処理装置、都市下水処理プラント用バーナを供給、2000年代には、ダイオキシン生成問題を受け、都市ごみ処理市場への熱分解ガスバーナ等の供給を拡大。廃棄物焼却後の塩酸やヨウ素回収装置や高純度リン酸製造装置にも取り組み。近年は、海上における排ガス規制の強化に伴い、低硫黄燃料油やLNG燃料に対応した船舶用ボイラバーナの供給、NOx規制に伴う触媒脱硝装置用再加熱バーナなど時代・環境・顧客のニーズに沿った商品開発に取り組んでいる燃焼技術に特化したメーカーです。
当社の期待する人材
- 困難な状況に直面しても、解決に向け、常に前向きな姿勢を貫くことが出来る。
- 様々な分野の仕事に挑戦する気概があり、また、部門を超えた協力や行動が出来る。
- 物事を論理的に捉え、その考えを表現することが出来る。
- 海外との仕事に興味がある方、英語の読み書き会話に自信のある方、今は、自信が無くても努力できる方。
ビジョン・戦略
燃焼エンジニアリングをコア技術とし、「高効率」・「省エネルギー」・「低環境負荷」・「安全」の4つをキーワードに、豊かで快適、かつ持続・共生が可能な循環型社会構築の一翼を担います。
SUMMARY
TEL:06-6392-5540 FAX:06-6392-5549
東京営業所(東京都港区西新橋3-5-2 西新橋第一法規ビル)
三田工場(兵庫県三田市福島501-11)