日本のエネルギー安定供給を
支える設計のエキスパート集団
配属先内訳過去3年間の平均値
機械系学生入社数
配属先内訳
勤務地内訳
事業内容
- 原子力、核燃料サイクル、その他エネルギー関連プラントに関する開発、設計、解析
- 建設機械等、各種プラント及び冶工具の計画、設計及び各種解析
- 電気・計装工事及びデジタル制御装置の設計並びに関連の製作及び据付
- コンピュータソフトウェア並びに関連装置・機器の開発、設計及びコンサルティング
- AI・RPA等の活用による業務効率化・高度化
当社について
当社は、1961年に三菱重工神戸造船所の設計部門の一翼を担う存在として設立された神菱エンジニアリング株式会社を前身とする総合エンジニアリング会社です。当社の主力事業である原子力分野では、原子力発電所を含む原子力施設全般の設計業務を一貫して手掛けており、また、これに留まらず、三菱重工の多分野にわたる製品設計業務や、キャタピラージャパン社の建設機械に関する開発・設計業務など、幅広いニーズにお応えしています。
近年、カーボンニュートラルの実現に向けて環境改善に有効なエネルギー製品開発や環境にやさしい各種製品開発への期待は大きく、その重要性はますます高まり、それに伴う技術の高度化、多様化も急激に進んでいます。
こうした社会の変化を先取りし、豊かな未来の実現に貢献できるよう、半世紀以上にわたる長い歴史の中で培ってきた技術力・総合力を生かし、社員一人一人が自主自立の精神と責任感を持って働いています。
そんな当社の経営ビジョンに加え、社員自らが考え定めた会社生活の方針である「NSエンジスタイル」をご紹介します。
【経営ビジョン】
- 確かな技術力と組織力で高品質な総合エンジニアリングを提供し、社会に貢献し続けるプロ集団を目指す
- 社員が充実したキャリアを積むことができるとともに豊かな人生を享受できる組織を実現する
【NSエンジスタイル】
- 私たちは、正直かつ誠実に行動します
- 私たちは、常に改善を心掛け、変化し続けます
- 私たちは、お客様を全力でサポートします
- 私たちは、自分自身の判断に責任をもって行動します
- 私たちは、エンジニアリングを通じて社会に貢献します
- 私たちは、自分のアイデアと技術力が発揮でき、自身の成長を実感する喜びを感じます
- 私たちは、仕事、プライベート共に充実した生活を送ることができるよう取り組みます
当社技術について
【原子力プラント設計】
当社の主力事業である原子力プラント設計分野では、原子力発電施設全般を一貫して手掛けていますが、中でも機械系の方が特に活躍しているフィールドをご紹介します。
◆原子力機器・装置設計
以下のような製品について、各種機器の強度・耐震設計、製作設計のほか、熱交換器の性能計算や各種検討説明資料の作成を行っています。
- 加圧水型軽水炉の機器(原子炉容器、加圧器、蒸気発生器、タンク、熱交換器、脱塩塔、フィルタ)
- 炉内構造物、制御棒駆動装置および一次冷却材管
- 新型炉(高速増殖炉、核融合炉)の機器
- 核燃料サイクル施設の機器
- 原子力プラントの燃料を取り扱う装置/容器
- 原子力関連機器や配管を検査・補修する装置
- 原子力装置設計の経験を活かした新製品類
- その他(試験設備など)
一例として、放射性物質を輸送/貯蔵する容器には様々なものがありますが、その中で使用済み燃料を輸送/貯蔵する容器(キャスク)をご紹介します。
放射性物質を輸送/貯蔵する容器には、当然のことながら高い安全性が求められ、キャスクの安全性確認には、以下の基本概念があります。
- キャスク内の放射能の漏洩による被ばく防止
- キャスク内の放射線による被ばくの防止
- 収納物の核分裂の連鎖反応を防止
この概念を満たす設計の評価項目・要件として、以下のような点を考慮しながら設計をする必要があります。
- 構造:落下や衝突などの想定される事象において、健全性を担保できること。
- 熱:火災事故などにおいても、構造部材、および使用済燃料が健全性を維持できるよう、崩壊熱を除去できる構造であること。
- 遮断:収納する使用済燃料からの放射線が基準値を超えないこと。
- 臨界:想定するいかなる場合にも、臨界に達することを防止する構造であること。
- 内部の放射性物質を閉じ込める構造であること。漏洩率が基準値以下であること。
<代表的な設計ツール>
3次元CAD(Pro/E、INVENTOR、MECHANICAL DESKTOP など)
3次元CADに加えて、AutoCAD、MICROCADAMなどの、2次元CAD
当社では、このように安全性に最大限配慮しながら、原子力発電施設に関わる機器・装置・容器からロボットまで幅広く設計を行っています。
【建設機械設計】
◆建設機械部門概要
当社では、原子力発電施設の設計のほか、建設機械設計部門として明石に事業所を構えており、キャタピラジャパン合同会社の建設機械製品の開発支援を行っています。
具体的には、機体全体にわたる詳細計画・生産設計を主体に、実機・コンポーネント試験対応までを行います。
3次元CAD(Creo)を駆使し、高品質・高性能・環境に優しい製品の製作図と技術資料を作成します。
更に、量産後のメンテナンス設計も実施しています。
◆油圧ショベルについて
油圧ショベルは、掘削系の建設機械で主に地表面より下の硬い土の掘削に適しています。一方、上部が全旋回しますし、先端の作業機が交換できますので非常に自由度が大きく、掘削だけでなく、高い場所の解体・破砕、スクラップや木材等の持ち上げ移動と多種の業務に利用されています。
当社が設計している油圧ショベルは11トン~95トンまでと幅広く、標準機以外にも油圧ショベルの応用機、ならびにアタッチメントの開発を支援し、製作図を作成しています。
◆技術的な特徴
明石事業所は3部門からなりますが、その特徴は以下の通りで、Creoのモデリングや、図面展開並びにCreoデータを活用したバーチャルオーディット、機械要素設計、電子油圧制御、油圧機器設計、Creo Simulateを主体とした解析技術など幅広い得意分野があります。
- 油圧ショベル技術部:Creoを駆使したモデリング、詳細図面作成、解析、装置(機械)設計、設計管理
- システム制御技術部:電子・油圧制御システム設計検証、電気・油圧関係設計
- 車両技術部:油圧ショベル(標準機・応用機)の機体レイアウト計画、設計
現況と特色
当社は、1961年に三菱重工神戸造船所の設計部門の一翼を担う存在として設立された神菱エンジニアリング株式会社を前身とする総合エンジニアリング会社です。当社の主力事業である原子力分野では、原子力発電所を含む原子力施設全般の設計業務を一貫して手掛けており、また、これに留まらず、三菱重工の多分野にわたる製品設計業務や、キャタピラージャパン社の建設機械に関する開発・設計業務など、幅広いニーズにお応えしています。近年、カーボンニュートラルの実現に向けて環境改善に有効なエネルギー製品開発や環境にやさしい各種製品開発への期待は大きく、その重要性はますます高まり、それに伴う技術の高度化、多様化も急激に進んでいます。こうした社会の変化を先取りし、豊かな未来の実現に貢献できるよう、半世紀以上にわたる長い歴史の中で培ってきた技術力・総合力を生かし、社員一人一人が責任感を持って働いています。
当社の期待する人材
- 何事に対しても自分の考えを持つ人
- 人の考えを聞きながら自分の意見を伝えることができる人
- 先輩や同僚と切磋琢磨しながら新しい技術分野にもどんどんチャレンジしたいという人
- 思い通りの動きを実現できるまで粘り強く頑張れる人
教育研修
三菱重工と同じ教育を受けることができるため、向上心や好奇心次第で高度な技術者として成長することができます。また新入社員のうちは、先輩指導員がつき、丁寧にサポートしますので、分からないことがあればすぐに相談できる環境が整っています。
SUMMARY
TEL:078-671-2321 FAX:078-671-0350
事業所:明石市、神奈川県横浜市