『熱を逃がさない』
SDGsへの取り組み
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同上
設計職
▲石油コンビナート
断熱工事は低温(-200℃)から高温(1800℃)まで幅広い産業分野に及び、省エネルギー対策として重要な役割を担っています。当社では、各種の設備を運転するうえで熱の損失を防ぐため各種条件に合致するように経済的な要素も設計段階で考慮し高性能で高寿命な材料や仕様を定め、安全で効率がよく機能的な工法技術を決定して工事の品質向上と円滑化を推進しています。
当社の高い技術力はプラントメーカーや各ユーザーから高い信頼と評価を得て永年ご愛顧いただいております。
近年は地球温暖化対策として、CO2削減のため各製造設備の改造、更新工事がおこなわれており、これに付随する断熱工事も多岐にわたります。
これらを達成させるための理念
保温、耐火、防音工事を通じて経験した中で燃焼技術も加えた焼却炉、排ガス脱臭設備、高度排ガス処理設備などを各種法規に基づきプラント設計、製作、据付、試運転後実用設備として運転されている。これらの設計に当っては事前に環境調査を十分に行い、完成後は確認の測定を実施している。
製造設備や試験設備などで急激に発生する黒煙、臭気、及び排ガス中の有害成分を吸引して強力バーナーにより高温で燃焼させ無害の排ガスとする。
排ガスはその後、急冷して大気に排出する。
▲排ガス処理設備
▲防音ボックス
騒音対策は音の発生源の騒音分析(測定器による音の大きさと周波数分析)を行い、どの様な対策をすれば良いか決定する。
工場での送風機、モーター、コンプレッサー、配管を流れる音などが対象になり、個々に対策を行うのが通例である。防音建家の1例はその内部にガスタービン式エンジンの試験設備が設置されており、試験時の大量の新鮮空気の取り入れ音、エンジン音、排気ガス音など様々の音を遮断する対策をしたものである。
▲加温庫
常温では固化したり、高粘度液体で加熱しすぎると酸化、重合を起こすような油脂系原料、化成品はハンドリングを容易にするため適温で昼夜間を通じて加温融解させる必要があります。熱源はスチーム、電気ヒーターとし循環空気を所定の温度に加熱して庫内温度を保持します。加温庫本体は熱ロスを防ぐために断熱構造とし、加熱空気を対象物に高速に噴射することにより高い熱交換を実現している。その上ドラム缶のパレットによる搬入、搬出を十分考慮したものである。
回転型焼却炉は製品の残渣、工場の廃水処理の活性汚泥等を燃焼し、排ガスをクリーンにするため冷却、集塵設備を一体化したものである。
耐火構造を持った燃焼設備、回転炉、冷却塔、ブロアーなどを自動運転できるものである。
この技術の応用で触媒再生炉、鉱物の焼成炉、アフターバーニング設備などを設計、納入施工をしている。
▲焼却炉及び冷却塔
関西保温工業は1947年創業以来(1948年法人組織に改組)、「熱を逃がさない」をモットーに省エネルギー関連技術を駆使し社会に貢献することを使命と考えています。
【特色】
保温・保冷・耐火・築炉・防食・防音・ダクト・配管・仮設等の設計施工の業界大手。また、環境クリーン化プラントの技術力高く、排ガス処理設備(脱煙・脱臭)焼却設備、騒音対策に実績があります。
【主要客先】
石油精製、石油備蓄基地、石油化学、化学、鉄鋼、金属、電力、ガス、製薬、繊維工業、食品会社、プラントメーカー各社
【技術開発】
研究・技術開発を最重要事項として取り組んでいます。
滋賀研究所、設計部(大阪・東京)において、技術革新の時代に対応しています。断熱材・新素材の開発研究、工法の改良開発のほか客先要望に応えた開発品の研究を進めています。また、国内のコンビナート中心に支店・事業所を開設、ユーザー要望に即応できる体制を整え、工事技術者が対応しています。
新入社員には、業務修得のため導入教育をおこないます。
工事技術者の安全衛生教育のほか、階層により管理職研修を実施します。
また業務に必要な資格取得を全額会社負担によりバックアップしています。
関西保温工業 株式会社