モノづくりで未来を創る、クリモト
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同上
①技術系総合職 ②事務系総合職
ダクタイル鋳鉄管、バルブ、各種産業機械、鋳物製品、建設資材、FRP製品などの製造販売、プラントエンジニアリングの提供。
私たち、栗本鐵工所は明治42年の創業以来、100年以上にわたり、快適で安心して暮らせる社会の実現のために、社会インフラ整備や産業設備の拡充、そしてその商品ライフサイクルを通した継続的なサービスをお客様に提供してきました。
社会におけるあらゆる営みを支えるインフラを、より優れたやり方で構築すること。幅広い業界におけるモノづくりを支える製品・サービスをお届けすること。私たちは、100年を超える経験を通じて、そのための技術力とノウハウを磨いてきました。そして、こうした事業を通じ、ライフラインの提供と確保、安心・安全の実現、お客様の最終製品の品質向上をはじめ、幅広い価値の創出に取り組んでいます。
当社が造る産業設備は全てがオーダーメイド品。お客様のニーズを細部まで汲み取り、設計に反映します。長く産業界を支えてきたオンリーワン製品から、新たに市場参入を果たそうとしている新製品まで、当社で働く多くの機械系出身エンジニアは、機械設計・生産技術の分野で広く活躍し、日々顧客満足度を高めるためそれぞれのフィールドで自身の技術に磨きをかけています。
約800-1,200℃で加熱した金属を鍛造し、目的の形状を造る、温間・熱間自動鍛造プレス。
この高さ10メートル、加圧能力が最大6,300トンにもなる巨大なメカ強度・高剛性が求められるクランクシャフトやベアリングといった自動車部品や建設用機械部品の生産に広く利用されています。
当社は1960年に第一号機を納入して以来長年にわたって改良を重ね、着実に実績を積み重ねてきました。
今鍛造プレスに求められているのは、自動車産業を中心とした海外生産のシフトに対応する、メンテナンス性の向上と騒音等の環境負荷低減です。これらのお客様の要望に応えるため、新型機の開発・新技術の研究を加速させています。
▲温間・熱間鍛造プレスとその製品例
当社は、単体機器の設計・製造のみならず、機械が設置されるプラントの設計から機資材の調達、プラント全体の建設までを一貫して行うEPCビジネスを展開しており、お客様の困りごとを解決する、トータルエンジニアリングサービスを幅広い産業分野において提供しています。
現在当社が力を入れているのは、バイオマス発電等の再生可能エネルギー分野におけるプラントエンジニアリングです。
当社が長年かけて培ってきた独自の燃焼技術やマテリアルハンドリングの技術を活かした、お客様のニーズに合った発電・熱利用システムを提案し、今後更に重要となってくるクリーンかつ安全な社会の実現に貢献していきます。
軽量で高強度な先進材料、炭素繊維強化プラスチック「CFRP」を知っていますか。
主に自動車、航空機、ロボット、工作機械など産業機械分野で注目を集めており、これまで金属であったものを置き換えることで、飛躍的な軽量化が実現でき、さらに省エネルギーにも寄与することが期待されています。
今後需要が急速に拡大していくと予想される一方で、製造コストが高いといった課題があり、研究開発に力を入れている会社が多数あります。
当社は成型時間を大幅に短縮し、中間基材を必要とせずコスト削減が実現できる製造プロセスの開発に取り組んでいます。開発のカギを握るのは材料技術だけではなく、当社が保有するコア技術であるプレス・混練技術といった機械的な技術です。
2016年3月には当社湖東工場にCFRP成形システムのデモプラントとしてクリモトコンポジットセンターを設置、日本初となる成形システムを導入しています。
このクリモトコンポジットセンターを当社は、「共創の場」と位置づけ、お客様と一緒になって研究開発を行っており、現在CFRP部品の試作提案を本格的に開始している段階です。
このように、当社の機械技術者は、先進材料の未来を創る重要な役割も担っているのです。
▲当社開発のCarbon-LFTDⓇシステム
材料を「砕く」「焼く」「混ぜる」といったプロセスで用いられる、「粉体機器」という機械があります。
当社はこの粉体機器を造り続けておよそ一世紀が経ちました。長い年月をかけて培われた当社の粉体処理技術は、これまで産業界の様々な分野に、数多くの機器と確かなノウハウを提供してきました。
粉体機器の活躍分野は広く、化学工業・医薬・食品・エレクトロニクスなど多岐に渡ります。
一般の人々に当社の製品を使って頂くことはありませんが、当社の粉体機器を用いて生産した製品を通じ、間接的に多くの人々の暮らしを支えていることから、縁の下の力持ちとも言える製品です。
当社はこれからもお客様に満足頂けるよう、的確にニーズを把握し、徹底した機能追求型の設計開発を行っていきます。
▲多くの製品に使用される粉体機器の一つ、KRCニーダ(混練機)
全国の採石場で活躍するのが、硬い岩石を砕くコーンクラッシャです。砕いた岩石は砂利やセメントの材料といった骨材として使用されており、言わば国土開発における「陰の立役者」です。
コーンクラッシャに求められるのは、工場ではなく採石場で利用されるため、簡単には壊れない「耐久性」があることと、非常に硬い岩石を砕くため、破砕部分に使用される金属に「強さ」があることです。
このような過酷な環境下で使用される機械であっても、お客様に満足頂ける製品を提供できるのは、当社が元々金属を扱う事業を発祥としており、耐熱・耐摩耗性を持つ金属材料に対する優れたノウハウを持っていることと、当社のもう一つの強みである機械要素技術が見事にマッチしている「クリモトらしい製品」であるからなのです。
▲砕石プラント
私たち、栗本鐵工所は明治42年の創業以来、100年以上にわたり、快適で安心して暮らせる社会の実現のために、社会インフラ整備や産業設備の拡充、そしてその商品ライフサイクルを通した継続的なサービスをお客様に提供してきました。
当社がこれまで培った信頼と技術力で、新事業・新技術・新システムを継続的に創出し続けることで、真の「モノづくり」企業として全てのステークホルダーの期待と信頼に応え、日本のみならず、国際社会へ貢献できる魅力溢れる企業でありたいと考えています。
当社では若いうちから責任ある仕事を任せています。前向きに自ら考え、行動できる姿勢をお持ちの方と共に働きたいと考えています。
入社を決めたきっかけは、クリモトがオーダーメイドの製品作りを行っており、なおかつそのような製品設計の主担当を入社後早くから任せてくれると知ったからです。私は元々自動車模型を改造することなど、「自分なりに考えてモノづくりをすること」が好きだったので、クリモトはそんな私にピッタリだと思いました。実際に現在入社3年目ですが、既に1台数千万する機械を10台設計しました。技術革新がめざましい今、お客様のご要望も日々進化していますので、毎日が新しいことの連続です。これに応えるには自発的に新しいことを学び、応用していくことが必要ですが、これは大学時代での研究生活で経験したことが非常に役立っていると実感しています。
株式会社 栗本鐵工所