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同上
研究技術開発、生産技術、品質評価、社内SE
複合機、プリンター、インクジェットプロダクションプリンティングシステム、ドキュメントソリューション、アプリケーションソフトウェアおよびサプライ製品の開発・製造・販売
京セラグループでは、そこで働く社員や家族が幸せになれるように、様々な考え方を全社員で共有しています。
経営理念として「全従業員の物心両面の幸福の追求」を掲げると同時に、「大家族主義で経営をする」「仲間の為に尽くす」「信頼関係を築く」などの考えを常に意識して全社員が仕事にあたっています。
近年、モバイル情報機器やクラウドコンピューティングなどの普及で、ドキュメント業務は場所や時間に関係なく行いたいというニーズが高まっています。このようにビジネスにおけるドキュメント環境が大きく変化する中で、私たちの果たすべき役割は、ドキュメント機器の開発・販売だけに留まらず、業務効率の改善に繋がるトータルドキュメントソリューションをお客様に提供することであると考えています。
この考えと事業の方向性の明確化の為に、2012年4月、私たちは、「京セラミタ」から「京セラドキュメントソリューションズ」に社名変更をしました。
私たちが開発・販売するのは、プリンターや複合機、ドキュメントソリューションであり、高度で多様な専門分野が集約された完成品です。だからこそ、製品開発を行っていくうえでは、機械系はもちろん、電気電子系、物理化学材料系、情報工学系、さまざまな分野のエンジニアが協力をしています。当然、前後工程について知識や経験を深める機会もあって、これは、エンジニアとしてタテにもヨコにも、成長の幅がひろがっているということでもあります。また、完成品を扱うからこそ、マーケットに対してダイレクトなやりがいを感じることができます。これらは当社の大きな特徴の一つです。
全世界のオフィスで使用されているプリンターや複合機は筐体部やエンジン部、用紙搬送部、画像形成部、外装部といった各パートで構成されており、2,500点以上にも及ぶ部品から成り立っています。
数ある部品のうち、歯車だけでも大小合わせて約650個。スキャナーのCCDカメラに映像を取り込むためのLEDランプ、レーザービームの焦点を絞り込むレンズ、用紙を450mm/sを超える高速スピードで運ぶベルトなど、精密でかつ複雑な部品も数多く含まれています。そのような部品の一つひとつを、技術者が三次元CADやシミュレーション技術を駆使しながら設計していきます。
膨大な部品から構成される複合機が最高の性能を発揮するためには、緻密な検証が必要です。とはいえ試作品を作って実験を繰り返せばいいということではありません。できるだけ短期間で開発し、時代のニーズにあった製品をタイムリーに市場へ展開することが重要となります。
そのため必要なのは、製品開発前に性能を予測すること。例えばマシン内部の熱の流れなど、いろいろな部品が高速で動くことにより発生する摩擦熱、たくさんの基板から発生する熱、トナーと呼ばれる着色された樹脂の粉を高温で溶かすための定着装置から発生する熱など、さまざまな部分で製品は熱を発生させます。温度上昇によるトラブルを防ぐために、その流れを予測し、開発を進めていくことが必要です。下図は、『熱解析』が機械内部の温度分布を、『流路解析』は風の流れを、『粉塵解析』は吸入した空気に含まれている埃の分布を、それぞれあらわしています。これらは一例で、実際の開発ではその他様々なシミュレーションが使用されています。
京セラドキュメントソリューションズの技術者には「開拓者であれ」という言葉があり、チャレンジ精神を何よりも尊重し、失敗を恐れずに挑戦する姿勢を大切にする風土があります。日進月歩で発展する技術、製品開発において、現状維持は後退を意味します。 だからこそ、私たちが世の中に送り出す製品には、世界初の技術、最先端の技術など、さまざまな技術が搭載されているのです。
機械系学生を積極採用しています。エンジニア向けの研修体系も整えており、機構開発・設計に「興味」と「熱意」を持てる方と、共に働いていきたいと思います。
京セラドキュメントソリューションズ 株式会社