menu

未来へ翔く企業からのメッセージ

menu

世界をリードする冷間鍛造技術

日鉄精圧品 株式会社

詳細資料請求先

インターンシップ窓口

重点キーワード
  • 素材開発から製品まで一貫製造
  • 世界トップレベルの冷間鍛造技術
  • グローバルに高品質製品を展開
職種

開発設計、生産技術、設備技術、システム技術、品質保証/管理

配属先内訳(過去3年間の平均値)

機械系学生入社数

2

配属先内訳

研究開発・設計
17 %
生産技術・製造
66 %
その他
17 %

勤務地内訳

関西地区
0 %
その他の地区
100 %

事業内容

自動車部品の製造、販売
 ■4つの主要製品群
ハンドルから車軸までに用いるステアリング部品、トランスミッションに使用される駆動系部品、シートベルト、エアバックに使用される安全部品、O2やNOxのセンサーに使用される環境部品

日鉄精圧品について

 日鉄精圧品は、冷間鍛造技術を核に、潤滑、熱処理、切削加工まで一貫して行う自動車部品メーカーです(写真1)。愛知県半田市の本社工場をマザー工場として、米国、タイに生産拠点を展開し、グローバルな供給対応をしています。工場の増強や各種加工設備への積極的な投資により、完成品に近い製品までの展開に国内外で取り組んでいます。

▲写真1

経営理念

 日鉄精圧品の経営理念は、「常に変化を先取りし、新たな価値を創造し、お客様をはじめとする全てのステークホルダーに貢献できるエクセレントカンパニーを目指す」です。
 これを実現する為には、社員一人一人が変化を感じ、新たな目標を考えて、スピーディに実行していくことが不可欠と考えています。
 このことを通じて、会社の物造り力を向上させ、会社の持続的成長につなげていきます。当社は事業の持続的成長に向けて以下の3点に取り組みます。

  1. 環境変化を感じ、自ら考えて行動できる人材教育の推進
  2. グローバルな”モノつくり力”向上(品質、コスト、納期)への挑戦
  3. 世の中の変化を先取りした新技術・新商品の開発

 上記の取組を実行する事業活動には“3つのA”が不可欠であり、当社はこれらを確実に実現できる会社を目指しています。
 安全:作業安全・環境安全・コンプライアンス
 安心:安心品質・安心できる開発力
 安定:安定生産・安定供給・安定収益(原価低減)

現況と特色

 電動化や自動化など自動車が大きく変わろうとしている今、日鉄精圧品は技術の進化に弛まぬ挑戦を続けています。特に電動化対応商品およびカーボンニュートラルの実現に向けて、最終製品に近い高精度な成形技術、中空化による製品軽量化、熱処理省略等の新しいプロセス技術の創出に取り組んでいます。

製品

 日鉄精圧品は、大別して4つの製品群を製造しています(写真2)。1つ目は、ハンドルから車軸までに用いるステアリング部品で、自動運転でも安全に曲がる機能を支えます。2つ目はトランスミッションに使用される駆動系(ミッション)部品で、電動車の動力も車輪に的確に伝えます。3つ目はシートベルト、エアバックに使用される安全部品で、安全という普遍の役割を担います。4つ目はエンジンのセンサーに使用される環境部品で、地球にやさしい自動車に貢献します。

▲写真2

製造プロセスと機械系技術

 日鉄精圧品は、上記の多様な製品を、材料の伸線・潤滑→冷間鍛造→熱処理→切削をする機械加工、という一連のプロセスを通して一貫生産しています(写真3)。
 まず、伸線・潤滑工程では、材料表面に潤滑処理を施し、さらにダイスを用いて所定の外径に材料を伸線して、冷間鍛造に供給する材料の前処理を行います。
 続いて冷間鍛造を行います。冷間鍛造とは、パーツフォーマやプレスなどの鍛造機を用い、成形する形状を彫り込んだ金型によって常温の材料を押しつぶすことで、狙いの形状の製品を得る加工技術です。伸線・潤滑工程を施した材料を鍛造機に投入し、何回かの工程に分けて徐々に成形しますが、その間に材料である鉄を鍛えながら型通りの形状に仕上げます。
 冷間鍛造後には、必要に応じて熱処理工程で鍛造材の材料特性を整えたのちに、機械加工で材料を切削し、最終製品形状に仕上げます。お客様に求められる製品形状は多種多様であるため、通常は複数の加工設備を用いて多工程で加工しますが、それらの加工設備や工程も製品ごとに異なります。

▲写真3

 これらの各工程の設計検討は、それぞれ専門の技術者が担当しています。新しい製品の製造検討を行う際には、冷間鍛造では、何回の工程に分けて、各工程でどのように形状を変化させれば所望の製品を精度よく、安価に、安定して鍛造できるか、という検討を鍛造技術者が行います。その際には、有限要素法(FEM)を用いた数値解析も活用して、金型負荷も考慮した最適な工程設計を行います。また、鍛造に用いる金型の大半を自社で内製しており、その金型設計も鍛造技術者がCADを駆使して行っています。
 切削工程については、どのような設備を使ってどういう加工をすることで、お客様のニーズに合う複雑かつ高精度な製品を得られるか、という検討を加工技術者が行います。同じ形状を得るのにも、幾通りも造り方がありますが、ここでも鍛造と同様に最も精度よく、安価に、安定して切削加工できる工程を検討します。
 これらの切削加工に使用する設備については、導入する設備仕様検討、設計からメンテナンスに至るまでを、設備技術者が行います。工具や設備について幅広い知識を所有し、国内メーカーに限らず海外メーカーも候補に、最も好ましい設備を導入しています。

 技術者は、これらのプロセス開発設計や数値解析、加工技術、生産技術、設備技術、さらには生産を運用するシステム設計に至るまで、あらゆるステージに関わっています。また、品質保証、品質管理についても技術者が関わり、お客様に安心してお使いいただける製品を提供しています。

 日鉄精圧品には、技術者の皆様が活躍できるフィールドがたくさんあります。是非、当社にご関心をお持ちいただき、モノづくりの楽しさを私たちと一緒に追求していただければ幸いです。

現況と特色

当社は、冷間鍛造技術を核に、潤滑、熱処理、切削加工まで一貫して行う自動車部品メーカーです。愛知県半田市の本社工場をマザー工場として、米国、タイに生産拠点を展開し、グローバルな供給対応をしています。工場の増強や各種加工設備への積極的な投資により、完成品に近い製品までの展開に国内外で取り組んでいます。
電動化や自動化など自動車が大きく変わろうとしている今、日鉄精圧品は技術の進化に弛まぬ挑戦を続けています。特に電動化対応商品およびカーボンニュートラルの実現に向けて、最終製品に近い高精度な成形技術、中空化による製品軽量化、熱処理省略等の新しいプロセス技術の創出に取り組んでいます。

当社の期待する人材

  • 好奇心が旺盛な方
  • 失敗を恐れず挑戦することが好きな方
  • グローバルに活躍したい方

当社で活躍する先輩の声

鍛造技術開発を担当しています。技術者として日頃意識していることは、チャレンジに失敗はつきもので、そこから何かを得ようとする姿勢が大切である、ということです。うまくいかなかったときに、現場現物を観ながら職場の仲間と議論をし、次の対策に繋げ、リベンジを図っています。そうした開発取組を通じ、自分が設計した鍛造で実現した部品が、日本の大手メーカーの車に採用された時に、大きな達成感と充実感を感じます。新製品や新プロセスの立上げではやることが多く大変ですが、設計から量産まで一貫して関われることに、とてもやりがいを感じています。

企業概要SUMMARY

社名
所在地
〒475-0033 愛知県半田市日東町1番地
TEL:0569-22-1811(代) FAX:0569-22-7834 URL:https://www.nspf.nipponsteel.com/
設立
1970年7月
資本金
4億8,000万円
代表者
松本 斉
株式
非上場
売上高
非公開
従業員数
342名
勤務地
愛知県半田市日東町1番地
企業技術発表会
企業技術発表会