水・熱・音 世界に貢献するササクラ
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設計職
以下製品の開発・設計・製造・販売
※2020年4月より株式会社 ササクラ・エーイーに事業承継いたしました
当社は昭和24年(1949年)創立以来、社業を通じて社会に貢献することを企業理念として、堅実に歩んできました。創立以来の旺盛なエンジニアリング志向と、果敢なパイオニア・スピリットを擁して技術開発型企業に徹し、「船舶用機器」「海水淡水化プラント」「空冷式熱交換器」「環境保全機器」などグローバルな視点より研究開発を推進し、それぞれの分野で第一人者としての評価を受けるに至りました。私たちは、長年の経験によって蓄積した設計、製作、建設、品質管理の膨大な技術ノウハウを基礎に一層の技術革新に努め、時代の要請に対応する新製品開発を目指しています。
現在、私たちは地球の自然環境を保ちつつ、限りある資源をいかに有効利用するかという、大きな課題を担っています。
私たちは、≪水を造り、熱を活かし、音を究め、よりよい環境をつくるササクラ≫をテーマに、独創的な研究開発・人材の育成を図り、高度な技術力で豊かな地球環境創造に貢献してまいります。
▲陸上用海水淡水化プラント
■世界に潤いを・・陸上用海水淡水化プラント
ササクラの海水淡水化プラントは中近東、東南アジア、北アフリカを中心に、世界中の渇きをうるおし、新しい水資源の創造と、豊かな環境づくりに貢献し続けます。
■世界中の航海を支える・・船舶用造水装置
航海中の船の水需要を充たす最も重要な機器の一つです。
日本で建造される船はもとより、海外へも輸出されるササクラの造水装置は、数多くの船舶に搭載され、その技術水準は世界の超一流品として、評価されています。
ササクラの造水装置が、豪華客船や大型タンカーなど多くの船の航海をサポートしています。これまでユーザーに特に定評のある「チューブラー式造水装置Kシリーズ」は社団法人 日本機械学会より第1回≪日本機械学会優秀製品賞≫を受賞しました。
■よりよい水環境のために・・地球環境を護る
海水からの造水技術は、水環境を汚染から護る技術に応用されています。ササクラの蒸発技術は省エネルギーを極限まで追求して、発明大賞、科学技術庁長官賞を受賞し、各種水処理の蒸発濃縮処理に利用されています。この方法は処理液が減容化されるだけでなく、濃縮液からは有価物が回収され、凝縮水は純水としてリサイクルでき、水環境には影響を及ぼさない、という優れた特徴があり21世紀の循環型社会の実現に貢献しています。
また、海洋環境にも海洋汚染防止条約の要求に合致する「油水分離器」や「汚水処理装置」などが活躍しています。
▲熱交換器
■熱エネルギーを有効利用・・熱交換器
世界のトップレベルにある技術力と、豊富な経験で高い信頼を得ているササクラの「熱交換器」は、石油精製・石油化学プラントや都市ごみ焼却プラント、一般工場、ビル空調等の陸上用から、船舶用にいたるまで幅広い分野で活躍しています。また、その設計の随所に新時代にマッチした省エネルギー技術や騒音防止技術を取り入れ、ユーザーに喜ばれ、高く評価されています。
最先端の技術と豊富な経験を活かして製作されるササクラの「熱交換器」は、船舶をはじめ、製鉄、電力等あらゆる産業分野で、高い信頼を得ています。すでに20,000台を超える数多くの「熱交換器」が、世界各地で活躍し、ユーザーのご満足をいただいています。
ササクラは、21世紀を見つめた熱エネルギーの有効利用を考えています。
■熱と環境・・最先端の伝熱技術が活躍
ササクラの熱交換技術の多様性は、環境問題と安全性を追求し様々な製品を創り出しています。
機械振興協会賞受賞の「ヒートパイプ式冷却ロール」、宇宙開発ロケットの液体燃料やLNG等の移送ラインに使用される「超低温バタフライ弁」、フロンガスを使用しない「水冷媒放射空調システム」など、最先端の伝熱技術が超低温域から高温高圧域まで広い守備範囲にわたって活躍し、産業の発展に貢献しています。
■騒音制御・・宇宙開発から地下施設まで
快適な環境づくりに騒音問題を切り離して考えることはできません。
ササクラは1971年以来数々の「騒音防止システム」を開発・製作してきました。音響ラボラトリーで得たデータをフルに活かし、建築空調設備から都市ごみ焼却プラントや下水道等の公共設備など、あらゆる分野の騒音制御をユーザーから要求される騒音レベル保証付で提供いたします。
■音と環境・・人に優しい環境を創造
ササクラの「騒音防止システム」は、既存の設備がもたらす騒音公害を解決し、近隣住民の住環境を守り、人に優しい環境を創造します。 静かな環境も文化水準のバロメーターといわれるようになりましたが、ササクラの騒音制御技術はここでもお役に立っています。 なお、騒音防止事業は2020年4月より当社子会社「(株)ササクラ・エーイー」へ承継いたしました。
▲ササクラ テクノプラザ
つねに新しい需要を探索し、それを他に先駆けて実用化するというパイオニアスピリット・・・それはササクラの創立以来変わらぬ姿勢です。ササクラは豊富なノウハウと独自の研究開発により多様化する社会のニーズに応えてきました。地球環境を護る新しい技術をお客様と共に開発する場として、ササクラ テクノプラザを建設し、ササクラのコアテクノロジーと関連技術を結集し、お客様のデータやノウハウと組み合わせて新しい技術やシステムを開発・実験する場を提供します。限りなき技術革新に挑戦し、豊かな地球環境づくりに貢献する技術集団、それがササクラです。
ササクラの歴史は船舶用造水装置と熱交換器の専門メーカーとして1949年にはじまりました。パイオニア精神と技術革新により、現在では「水・熱・音」の3つの領域で社会の進歩に貢献する独創的な機器を生みだしています。
「水」
海水淡水化プラント…中東各国でプラント建設やリハビリ工事を受注し、数百万人規模の人々の生活を支えています。
蒸発濃縮装置…水環境の汚染を防ぐには欠かせない装置として、工場排水・廃液の処理に様々な業界から高い評価を得ています。
「熱」
放射空調システム…地球温暖化の原因とも言われるフロンを使わない、水を冷媒とした人と環境に優しい空調です。
「音」
騒音防止装置…国内に数棟しかない音の研究施設を有し、様々なシーンで騒音対策に貢献しています。