世界のお客様に最高の真空技術を

株式会社 大阪真空機器製作所

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産業界で活躍する「真空」の専門メーカーです
3 つの世界初製品を開発しました
設計から量産化まで一貫して担当できます

配属先内訳過去3年間の平均値

機械系学生入社数

2

配属先内訳

研究開発・設計
50
生産技術・製造
50
その他
0

勤務地内訳

関西地区
75
その他の地区
25

事業内容

真空機器、真空ポンプの開発・設計・製造・販売・メンテナンスサービス幅広い分野の製造プロセスに不可欠な「真空」を作り出す真空ポンプや真空システム・装置を開発、設計から生産、販売まで一貫して手がけています。
取扱品目/ターボ分子ポンプ、ドライ真空ポンプ、ルーツ真空ポンプ、油回転真空ポンプ、エジェクタ、各種真空システム・装置、他

企業プロフィール

「真空技術について」

~日本、世界のモノづくりの中核を担う~
1643年にトリチェリーが真空を発見してから現在に至るまで、真空技術はあらゆる所で利用されており、我々の生活に無くてはならない存在となっています。例えば、スマートフォン、パソコン、液晶・有機ELテレビなどのエレクトロニクス製品、さらにはフリーズドライ食品、医薬品、ペットボトル、フリース素材・・・。実はこれら全ての製造工程で真空技術が利用されています。物質の特性を変化させずに加工できる、高度なクリーン環境をつくるなど、真空状態という物理現象を利用し、私たちの生活に欠かせない様々な製品がつくられています。また、太陽光発電、水素エネルギー、核融合などの新エネルギー分野や、宇宙開発、がん治療(重粒子線治療)など、真空技術の活用分野は更に拡大しています。


「創業の歴史」

~メイドインジャパンの真空機器を~
当社は1950年に真空機器専業メーカーとして創業しました。それまで欧米が中心だった真空機器を国産化することが目的でした。 以降70年以上もの間、科学技術の進歩とお客様のニーズを取り入れた真空機器を世の中に提供することで、社会への貢献を果たそうと考えてきました。 当社は、これからも、変化し続ける産業や科学技術に必要な真空技術を提供し続けることで、 より豊かな未来の創造を支えていきたいと考えています。

機械系技術とその製品例

「真空ポンプ事業」

~大阪真空が世界に誇る技術 ターボ分子ポンプ~
当社は真空ポンプ、真空機器の専門メーカーです。その主力製品は、世界で数社しか製造していない、「ターボ分子ポンプ(TMP)」という超高真空用の真空ポンプです。当社は1971年に日本で初めてTMPの開発に成功しました。TMPとは、ジェットエンジンの羽根に似た複数のタービン翼が1秒間に数百回転して真空を作り出す機械式真空ポンプのことをいいます。TMPの国産化に成功した後も、市場のニーズをいち早く取り入れた製品開発を進め、TMPの発展型である「複合分子ポンプ」を世界で初めて開発しました。これが今では、半導体製造プロセスにおける世界標準の真空ポンプになっています。「複合分子ポンプ」での技術革新は、1980年代から1990年代前半に台頭してきた携帯電話や液晶テレビなどにみられる半導体および液晶産業の発展の牽引力になりました。 当社はこの「複合分子ポンプ」の開発により「日本機械学会技術賞」および「日本真空技術賞」を受賞しています。

▲ターボ分子ポンプの外観と内部構造(上写真)最新機種(下写真)


「真空システム・装置事業」

~お客様の必要とする真空環境を形に~
真空システム・真空装置とは、真空ポンプや真空機器を組み合わせて真空環境を作り出し、様々な加工や処理を行うシステム・装置のことです。真空システム・装置を構成する真空ポンプや真空機器は、それぞれ様々な特徴があります。当社は、長年の経験と実績に裏付けされた技術によって、お客様のご要求をクリアし、イニシャル・ランニング・メンテナンスを含めた「トータルコスト」で満足して頂ける、操作性、生産性の高い最適な真空システム・装置作りを得意としています。

▲ターボ分子ポンプを組み込んだ真空装置の一例(スペースチャンバ)

「当社の基幹技術」

当社製品が関わる技術分野は、流体力学を中心とする機械工学、高速回転体を安定して制御する電気・電子工学、真空下での原子・分子の諸現象を扱う物理学などの分野になります。真空ポンプ、真空システム・装置を開発するにあたっては、上記の全ての分野でエキスパートになって欲しいと考えていますが、入社後すぐに成し遂げられるものではありません。その為には、業務を通して知識を身に付けてもらうことを基本としながら、大学や研究機関から講師を招いて社内セミナーを行ったり、聴講生・研究生として大学に出向したり、テーマを設定して社内で研究会を行ったり、展示会に出展して様々な企業と交流を行ったりと、色々な活動を通して学びの機会を準備しています。

現況と特色

当社は1950年に真空機器の専業メーカーとして創業以来、真空技術一筋で73年が経ちました。長い歴史の中で、市場分野は、当初の医薬分野から、合成繊維、鉄鋼、化学分野へ、さらには半導体、FPD(薄型ディスプレイ)、LED、分析機器分野へと拡大しました。近年ではPC、スマホなどの電子機器、電気自動車、自動運転技術、次世代通信などで半導体・電子部品の需要が増大しており、2023年の当社業績は、創業以来最大の売上を目指しています。また今後も、太陽光発電、水素エネルギー、核融合などの新エネルギー分野など、真空機器の応用分野はますます拡大していきます。

当社の期待する人材

私たち大阪真空が求めているのは、次のような人材です。

  • 威張らず、人との良い関係を築ける人
  • 誠実で粘り強い人
  • 品格のある行動を実践している人
  • 学ぶ意欲のある人
  • 当社の仕事を好きになれる人

採用担当チームからのメッセージ

社会人として充実した日々を過ごす秘訣は、まずは「好きこそ物の上手なれ」、次に「上司・同僚と楽しく仕事をする」の2つに尽きます。説明会、会社見学、面接の機会では、遠慮なく質問してください。それでは皆様とお会いできるのを楽しみにしております!

先輩社員より

開発部は少数精鋭で、各担当製品について基本設計~試作~評価~製品化に至るまで一貫して担当することができます。一人にかかる責任は重いですが、大阪真空が扱う製品は真空ポンプや真空装置といった自社ブランドの最終製品が多く、仕事の成果として「担当した製品」が明確であり、やりがいに繋がりますね。是非一度工場見学に来ていただければと思います。

SUMMARY

社名
所在地
〒541-0042 大阪市中央区今橋3丁目3番13号 ニッセイ淀屋橋イースト12F
TEL:06-6203-3980  FAX:06-6203-3990
設立
1950年9月19日
資本金
3億4,806万円
代表者
代表取締役 笠岡 一之
株式
非上場
売上高
82億円(2022年12月期)
従業員数
約200名
勤務地
大阪、東京、三重、愛知、海外(U.S.A.、中国)
All Rights Reserved, Copyright(C) The Japan Society of Mechanical Engineers Kansai Branch
企業技術発表会
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